にぎわう日
朝、土間に机を運び込むところから一日が始まる。屋内にも屋外にも店が並び、いろいろな人がこの家に集まってくる。
おおひがしの市
この家で、小さな市がひらかれる。焼き菓子、鉢植え、せっけん、手仕事の品、ときにはピアノの音も。2025年の夏から、季節をまたいで開かれている。







出店の顔ぶれは、日によって変わる。
ある日は、アーティストがピアノを弾いていた。


ことばの立つ市
庭先で、もっと小さな市がひらかれた。「ご自由に手にとってご覧あれ〜」——貼り紙の字づかいも、この家の速度に合っている。


手を動かす季節
夏には作り手が道具を持ち込み、冬にはリースや正月飾りを編む。学ぶ会がひらかれることもある。季節ごとに、座敷の使われ方が変わっていく。
手仕事の展示
夏のあいだ、何人かの作り手がこの家に道具を持ち込んだ。繭、麻ひも、繭綿。編む手、結ぶ手。数日かけて、座敷がまるごと小さな展示室になった。




リースをつくる
十一月の終わり、何日かに分けてリースをつくる会がひらかれた。針葉樹の匂いが座敷にこもる。出来上がったものは、そのまま障子の前に掛けて写真を撮った。





手のひらの、正月
年の瀬に、苔玉に正月の飾りを添える小さな会がひらかれた。ひとつずつ、手のひらにのる正月がつくられていく。


仕込みの時間
発酵について学ぶ会もひらかれた。青いシートを広げ、材料を分け合いながら、手を動かして仕込んでいく。作るだけではない、学ぶ時間もこの座敷にはある。
夜の顔
五月の夜、座敷が客席になった。ロクディムりょーちん、一人芝居。昼の市とはまるでちがう時間が、同じ畳の上に立ちあがった。


あいまの日
magoおおひがしは、レンタルスペースとしても利用できる。ヨガも市も講座もない日には、この座敷は静かに空いている。使いたい人が、使いたいように使う。そういう余白のある家。

畳の部屋に、障子ごしの光。ここでどんな時間を過ごすかは、訪ねる人にひらかれている。
日々の稽古
決まった曜日に、同じ座敷がからだを動かす場所になる。障子を開けはなつと、庭の緑がそのまま部屋に入ってくる。この家の一日は、ここに戻ってくる。
もうひとつの、体の時間
ある曜日には、ピラティスの時間もある。同じ座敷が、日によって、ちがう体の使い方を受けとめている。

ヨガの時間
この家で早くから続いている時間のひとつ。縁側から差し込む光の中で、体を伸ばす。一日の終わりのように、呼吸がゆっくりになっていく。





